「菜食で温室効果ガスを7割削減できるワケ」、という記事を気象予報サイト AccuWeatherが掲載しました! お天気サイトですよ!?
きっと環境問題などに興味のない方々の目にも止まったと思います。
内容的にはよく知られた話が紹介されています。国連FAOの "Livestock’s Long Shadow"やその他公的機関により示されている、温室効果ガス(GHG)の排出、地球資源の浪費、環境汚染、森林消失、土壌劣化などの話です。本文より抜粋します:
専門家の意見も掲載しています。UCLA Fielding School of Public HealthのDanna Hunnes助教授は、「いくら電力を太陽光・風力を使ってグリーンにしても、温室効果ガスと水利用を莫大に増やす1つの分野があり、それが我々の食事だ」と指摘しています。
また、カーネギーメロン大学の研究によると、米国での食事のカーボン・フットプリントは83%が生産過程であり、輸送は11%しかないため、地産地消してもGHG排出削減は限定的です。それよりも、赤身肉・牛乳の摂取を控えるように勧めています。
それにしても、身近なお天気サイトでこのような情報発信をすることは歓迎すべきことです。巨大ハリケーンが発生するたびに、「皆さんが肉を食べて牛乳を飲んでばかりいるからこうなるのですよ! ヴィーガンになりましょう!」などと啓発してくれたらもっとよいのですが。