北京では残留農薬による健康被害や、農薬による環境破壊が深刻化する中、一部の人達の間で有機農業が10年程前から初められ、その人達を支える為に『北京有機農夫市集』という、いわゆるファーマーズマーケットが開催され賑わっているようです。
現在では口コミで人気を呼び、有名百貨店から開催の依頼があり百貨店でも開催されているとのことです。
また『北京有機農夫市集』の主催者は、ハンバーガーを食べれば南米の熱帯雨林が破壊されていくといった、食べ物で世界は繋がっていると言う考えもあるそうです。
ただ、まだ中国国内ではオーガニックはまだまだ浸透しておらず、価格の高さにクレームをつける客や、北京郊外の農村部で営んでいた有機農場も急速な開発の波が農場におよび、政府により強制閉鎖危険性があるなど問題もあるようです。